ピアノ教室発表会&ミニコンサート
2021年3月28日、佐野市文化会館にて、当ピアノ教室の発表会及びミニコンサートを開催いたしました。
ピアノ教室の発表会は、生徒の皆さんのレッスン目標、保護者の方には成長を感じ、ご家族で音楽を楽しむ記念や思い出となる機会、晴れの舞台です。
昨年はコロナの影響もあり中止とさせて頂きましたが、この1年を通じ、当教室では、県内音楽教室でもいち早くオンラインレッスンを導入、感染対策にも日頃から万全の措置をとり、発表会でも、入場者数制限による2部制、客席の間隔、消毒、マスク着用等を行い、安全に開催することが出来ました。
今回は発表会の開催までの道のりと当日の様子をレポートいたします。
発表会の開催は、実はもう1年以上前から準備が始まっています。昨年の延期の時点から、良い日での開催を目指し、今回の会場の予約を行いました。
会場は、いつもお世話になっている佐野市文化会館さん。当教室では、収容キャパシティに加え、やはり音響にこだわった会場選びを行っております。幸いにも佐野市では、市民に親しまれ、数多くの音楽リサイタルやコンサートでも使用される文化会館さんがあるため、実は大変恵まれています。
発表曲選びと練習。皆さんが弾いているのは、多くの音楽やピアノを学ぶ方々に演奏されてきた学びと披露に適した楽曲で、当教室でも今は大きく演奏技術を伸ばした先輩の生徒さんも弾いてきた曲です。生徒の皆さんの1年の成長は大きいです、普段のレッスン+αの曲を講師が選び、数か月前から発表生徒と講師と相談し決めて、毎回のレッスンに加え、お家でもみなさんは精一杯練習をしています。
会場運営の準備もやはり数か月前から始めています。全体の流れ、発表構成決め、ゲストご招待、プログラムやご案内作り、舞台の花の手配、機器メンテナンスなどを行っております。毎年のことでありながら、毎回その時のベストとなるよう、こうした方が良いのではないか、何より、発表者とご家族、ご来場者の方にどうしたら楽しんで、喜んでもらえるのかを大切に準備しています。
発表会当日は、様々な機材の搬入、設営、リハーサルを行い、発表者、ご家族とご来場者の方がいらしてから会場を出られるまでの流れをシミュレーション通りに運べるよう準備して臨んでいます。
開場、開演。今回は感染症対策のため、発表生徒全体を2組に分け、2部制としました。全員が着席をしても、座席間の間隔、ご家族間の間隔を空け、会場のドアも開放し、安全な運営をすることが出来ました。講師からご挨拶、日頃の感謝の言葉があり、いよいよ発表演奏です。
小さい生徒さんから、徐々にレッスン歴の長い生徒さんの順で発表していきます。
緊張をしつつも、凛とした表情で舞台に上がり、弾き始めるまでの瞬間というのが、発表される生徒さんは実は一番緊張するものだと思います。でも、いざ演奏がはじまると、その姿は小さくともピアニストです。最後まで一生懸命演奏される姿には、ジーンと感動するものがあります。演奏後のみなさんの拍手もあたたかく感じられます。
生徒の発表の次は講師演奏です。今回は、いつものクラシック曲とは趣向を変えて、皆さんが楽しめる音楽として、ディズニーの名曲メドレーが演奏されました。皆さんよくご存じの曲で少しでも楽しんでいただけていたら幸いです。
そして、ゲスト演奏。今回は、佐野市秀郷まつりのメインステージにもご出演、年間数百ものステージをこなされるデュオ「Ciel(シエル)」のお二人にお越しいただきました。ヴァイオリンとピアノの素敵な掛け合い、華やかないで立ちと楽しいパフォーマンスで、会場全体を盛り上げてくださり、大変楽しませて頂きました。Cielのお二人、有難う御座いました。
全ての演奏が終了、ご家族で記念の写真を撮られたり、頑張ったご褒美のプレゼント、親御さんからお子さんには「よく頑張ったね」「上手だったよ」といったあたたかい言葉が聞こえてくるのも、教室スタッフとしては嬉しいシーンです。
そして、演者として忘れてならないのが、綺麗なお花たちです。舞台を彩るお花、みなさんがお持ちくださったアレンジメント、お花たちにとっても今日は晴れの舞台。会場を明るく、綺麗な彩りを加え、素敵な時間を演出してくれました。
慣れない緊張の中、堂々と上手に発表をした発表者の皆さん、いつも温かく見守り支えてくださる保護者、ご家族の皆さん、華やかで素晴らしい演奏をしてくださったCielのお二人、本当に有難う御座いました。
以上、発表会&ミニコンサートのレポートといたします。最後までお読み下さり有難う御座いました。
また、レッスンで、発表会で皆さんにお会いできることを楽しみにしております。